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DYNAX IR 日本最多の保有数を誇る キャビネットIR が間もなくリリースとなります。

DYNAX IR が間もなくリリース

DYNAX IR は、Junction Buffer に続き、弊社が生産する次期プロダクトとして、Total 1000時間以上の収録・検証・テストを経て生み出される キャビネットIR となります。

いつもお世話になっております、DYNAX teru です。
皆様から多くの問い合わせを頂いておりました、DYNAX IR の方ですが、ようやく リリースの目処が立って参りました。現在、最終で国内向けと海外向けの決済システムの修繕を行っており、この数日で完了する予定です。
決済システム修繕が終われば、いよいよ 皆様へ DYNAX IR をお届けできるようになります。

今回立ち上げた DYNAX IR 本当 大変した。。
DYNAX IR Webサイトキャッチコピーにもある「1000時間以上にも及ぶ作業」ですが、実際はもう2000時間近くやっております。そもそも、DYNAX IR を作る切欠なのですが、私自身が、各種 ギタープロセッサーやプラグインを使い、ギターレコーディングをやっている中で「どのIRもイマイチなんだよな~」という印象が強かったのが理由としてあります。
IR自体は、無料/有料 様々ありますが、有名所で言えば、sinmix, ownhammer とか Celestion 辺りかと思います。私自身も各社使ってきて、sinmixに関しては ワンオフでIRを作ってもらったりもしましたが、正直「う~ん」というのが感想でした。
感覚としては 悪くないなんだけど届いてない という印象が強く、各IRともキャビの「それっぽさ」は出ているんだけど、EQが強すぎたり、他のIRを混ぜすぎたり、極端に音圧が低かったりと「リアル感」という部分が阻害されてしまっている印象がありました。

私としても IR を作っている立場ですので、気持ちは良く解るんです。
IRって1つ作るにも多くの作業が発生しますので、生成自体は簡単ですが、作業量は多いんです。

実際、マイクにつなぐケーブル1本で、音のレンジ感や帯域がまるで異なります。
例えば、定番の BELDEN8412 と MOGAMI2549 を比較しても集音時に通す帯域が異なりますので、出来上がる IR の音も異なります。数あるケーブルの特性を考慮した上、ギターキャビネット毎に、全ての構成を変えています。

その大変な作業を「IRのリミックス」で回避した事による結果 「イマイチなIR」になってしまっている 生産者も多く見受けられます。それが故、個人が自宅で作って無料で配布されているようなIRにおいては、マトモな物に出会った経験がありません。

上記の DYNAX IR について というページ で、私達がどういう風にIRを作っているのか?という考え方を公開しており、その中でも謳っている通り、「基の音がダメなら組み合わせても駄目」ここが IR を簡単に作れるが故のハードルの高さ という所が、私達が検証に一番時間を費やした理由なんです。

DYNAX IR

重要なことはピュアであること

IRの音決めって、生産する者の意向というのは様々あると思いますが、私達としては「限りなくピュアに録る」という事に一番の重きを置いています。
理由は簡単で

音に味付けするのは 我々ではなく弾き手 や クリエーターの仕事

だからです。私も含めて、この記事を目にしている ギタリスト、プロデューサー、エンジニア、トラックメーカーの方全て同じかと思いますが、2mixの中で録ったギターの音を「どう処理して、どの位置づけにするか?」ということに対し、EQやダイナミクス、エフェクトで処理をすると思います。
その際に、基となる IR に不必要な帯域や処理が加えられてしまっていると、後で引くこと(修正が効かない)ができず、そのトラック全体のバランスに影響を及ぼしてしまいます。これは、エンジニア目線でいう「EQの基本的な考え方」と同じで、その音に対して 付け加えるのではなく、サウンド全体のバランスを見ながら まずは差し引いて行くという基礎的な所に通じます。

これは IR においても全く同じと考え、限りなくピュアに録る為に、無駄になる アウトボード(チャンネルストリプやマイクプリ)など使わず、最高峰クラスのオーディオインターフェースを用い、限りなく デットな環境    にて収録することを選択してます。
先の DYNAX IR について のページにも、より詳しく書いてありますので、ご覧になってください。

DYNAX IR の販売に関して

DYNAX IR は日本向けと海外向けでは購入方法が異なります。
日本向けに関しては、弊社が運営する Theoneストア の方から購入頂けますが「決済後 即時ダウンロード」という特性から、クレジットカード 若しくは Paypalのみ対応となります。
ご決済完了後、マイページ からダウンロード可能です。DLLまでの流れは、各IRの商品ページにも記載してあります。

海外については、DYNAX Web 英語版サイト から直接購入という流れとなります。

DYNAX IR の新作公開に関して

実は、まだまだ録れていないキャビが沢山あるんです。
既に入手して弊社倉庫に保管している物もあり、今回のDYNAX IRリリース後に 再度スケジュールを立てて追加IRを生産する予定となります。

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