フットコントローラーでFM3を拡張するFC-12/FC-6とEV-2
フットコントローラーで FRACTAL AUDIO FM3 ギタープロセッサー を拡張
フットコントローラーを使ってFM3を拡張する方法をご紹介します。FRACTAL AUDIO FM3 は、小型でありながら上位機種AXE-FX3と同等のプロセッシング技術により、高品位なサウンドとライブやリハーサルにも気軽に持ち出すことができるFractal Audio FM3ですが、プリセットボタンが少ないのはライブパフォーマンスにおいて少し使い辛い点もあるのではないかと考えます。
今回はそんなFM3を拡張するデバイス、FC-12/FC-6 フットコントローラーと、演奏に表現を加えるエクスプレッションペダルEV-2についてご紹介したいと思います。
フットコントローラーの要点まとめ
- FM3は、フットスイッチが3個です。FC-6(6個)、FC-12(12個)のフットコントローラーで拡張できます。
- FCシリーズは、FAS Link2という専用規格で、XLRケーブル1本でデータ通信と電源供給を行います。
- FC-12は、ディジーチェーン接続で最大2台まで増設でき、FM3と合わせて合計27個のフットスイッチを構築できます。
- エクスプレッションペダルのEV-2は、FRACTAL AUDIOに最適化されています。
FRACTAL AUDIO FC-12/FC-6 フットコントローラー
FRACTAL AUDIO FM3 にはフットスイッチが3個となっており、使い方の工夫次第では3個であっても十分使える仕様ですが音色を多用するギタリストや、ちょっとしたセッションで突然プリセットを変えたり、また飛び道具的なエフェクトサウンドを加えるなどのリアルタイム性には欠けることは否めません。
FC-6では6個、FC-12は12個のフットスイッチを拡張することができるFractal Audio製品専用の拡張フットコントローラーです。
FRACTAL AUDIO FM3 など、FRACTAL AUDIO製品とはFAS Link2という専用規格で接続します。FAS Link2は汎用のXLRケーブル=マイクケーブル1本でデータ通信と電源供給の両方を行うことができる画期的な接続方法です。
このFCシリーズはFRACTAL AUDIO製品と接続すれば自動で認識され特別な設定は不要です。フットスイッチのレイアウトは8パターン用意されており、例えば6個のスイッチ全てをプリセットに割り当てることも、4個はプリセット選択・2個はバンクアップダウンにするなどユーザーの好みに設定することができます。
フットコントローラーFCシリーズのスイッチ操作
フットコントローラーFCシリーズのスイッチ操作
また全てのフットスイッチはタップ(短く押す)とホールド(長押し)で2つの動作を設定することもできますので、例えばタップでバンクアップ・ホールドでバンクダウンなど、限りあるフットスイッチを有効に使うことができます。
各フットスイッチには視認性の高いカラーLEDでアサインされているスイッチの状態を表示するほか、スイッチ下部の液晶ディスプレイには音色名やエフェクト名・シーンセッティング名が表示されるなど非常にわかりやすくなっています。
FRACTAL AUDIO SYSTEMS FC-12 フットコントローラーはこちら

FC-12/FC-6 フットコントローラーの増設
FC-12をFM3に1台接続すれば合計で15個のフットスイッチのシステムを構築することができます。それでも足りない!という方はもう1台のFC-12をディジーチェーン接続し追加することで(最大2台)合計で27個のフットスイッチが構築できます。更にFC-12とFC-6は混在することも可能ですので必要に応じて拡張も自在です。
また2台のFCフットコントローラーの動作を同期することもできます。例えばステージの定点位置に1台目のフットコントローラーを設置、ギターソロでステージ前にもう1台のフットコントローラーを置いておけば、ギターソロ終わりにプリセットを変更したい際にも対応できるなど、ライブステージで駆け回るギタリストにも最適です!
FCシリーズの背面には外部スイッチと、エクスプレッションを接続する端子が各4個備えられています。FM3だけでは足りないという複雑な音作りやプレイにも余裕で対応するほか、ラッチスイッチを接続すればMUTEやTUNERモードに入れるなど、FCの貴重なフットスイッチを占有することもありません。

FRACTAL AUDIO SYSTEMS FC-6 フットコントローラー はこちら
フットコントローラーと一緒に FRACTAL AUDIO FM3 に表現力を与えるEV2
フットコントローラーに加えて、FRACTAL AUDIO FM3 の魅力は高音質のアンプモデリング以外に強力なエフェクターを備えている点です。その強力なエフェクター群はマルチエフェクターとしても威力を発揮し、FM3単体だけではなく4ケーブルメソッドを利用しギターアンプと組み合わせる手法は前回の記事でもご紹介させて頂きました。
その強力なエフェクトサウンドですが、例えばディレイのエフェクトバランス、Vibeのスピード、Wahのコントロールなどアナログのエフェクターのように演奏中に調整することで、フレーズに表現をつけるのがエクスプレッションペダル FRACTAL AUDIO EV-2です。
FRACTAL AUDIO FM3 はいわゆる汎用のエクスプレッションペダルであれば使用することはできますが、EXPペダルで使用しているPOTの抵抗値やカーブによってはペダルの操作感とエフェクターパラメーターの変化が今一つよくありません。
EV-2はFRACTAL AUDIOに最適化されているのが特徴で、簡単なキャリブレーションを行うだけで大変追従性の良い操作を行うことができるのが特徴です。EV−1と比べ大幅に小型化され、コンパクトなFM3とフィットするデザインとなっています!

フットコントローラーに関するよくある質問(Q&A)
Q. フットコントローラーでFM3のフットスイッチを増やす方法はありますか?
FC-6(6個)やFC-12(12個)のフットコントローラーを接続して、拡張できます。Fractal Audio製品専用の拡張フットコントローラーです。
Q. フットコントローラーのFCシリーズは、どうやって接続しますか?
FAS Link2という専用規格で接続します。汎用のXLRケーブル(マイクケーブル)1本で、データ通信と電源供給の両方を行えます。接続すれば自動で認識され、特別な設定は不要です。
Q. フットスイッチのレイアウトは変更できますか?
8パターンが用意されています。例えば、6個のスイッチ全てをプリセットに割り当てたり、4個をプリセット選択、2個をバンクアップダウンにしたりできます。
Q. 1つのスイッチに、2つの動作を設定できますか?
はい。全てのフットスイッチで、タップ(短く押す)とホールド(長押し)の、2つの動作を設定できます。
Q. フットコントローラーの FC-12 は、何台まで増設できますか?
FM3に1台接続すると合計15個、ディジーチェーン接続でもう1台追加すると(最大2台)合計27個のフットスイッチを構築できます。FC-12とFC-6の混在も可能です。
Q. FCシリーズの背面には、何を接続できますか?
外部スイッチとエクスプレッションを接続する端子が、各4個あります。ラッチスイッチを接続すれば、MUTEやTUNERモードに入れます。
Q. 汎用のエクスプレッションペダルでも使えますか?
使えますが、ペダルのPOTの抵抗値やカーブによっては、操作感とパラメーターの変化が今一つよくありません。EV-2は、FRACTAL AUDIOに最適化されています。
Q. EV-2は、EV-1と何が違いますか?
EV-1と比べて大幅に小型化され、コンパクトなFM3とフィットするデザインになっています。簡単なキャリブレーションで、追従性の良い操作ができます。
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