初めての ギターアンプ おすすめ や注意点は? | THEONE | ハイエンド エフェクターなどの解説
初めての ギターアンプ おすすめ や注意点は?
ギターアンプ おすすめ 有りませんか?と聞かれることも多いですが、ご自身が「どういう音楽をやりたいか?」ということがポイントになりますよね。エレキギターは手に入れたし、練習は何とか出来るからと考えがちですが、エレキギターだからこそ、最初からアンプも必要です。アコースティックギターと違いエレキギターは、弦の振動をピックアップで電気信号に置き換えてシールドケーブルを介してアンプに送られます。アンプに入力された電気信号が増幅され、大きな音量をスピーカーから出力することが可能になります。故に、アンプ無くしてエレキギターは楽器として成立せず、アンプから出力された音こそがエレキギターのサウンドと言えます。
アンプからサウンドを出力されるエレキギターならではの、必要なスキルなどもあります。今回はアンプの必要性とアンプの種類など ギターアンプ購入 について考えていきましょう。
初心者にアンプは必要?
アンプから出力された音こそが、まさにエレキギターの音ですので、自身のギターサウンドを把握する意味でも、常日頃からアンプで音を出しての練習が大切となります。また、エレキギター本体が装備しているコントロール類(ヴォリューム、トーン、ピックアップセレクターなど)を使って効果を把握するにもアンプが必要になります。
また、エレキギターでは『ミュート』と言われるエレキギターを演奏する上で必須となる技術を身につけることが必要です。エレキギターは弾く弦以外を鳴らさないことが難しい楽器です。アンプを接続すると、弦を1本鳴らしたいだけなのに、他の弦が鳴っていることに気がつきます。アコースティック楽器でも必要な奏法ですが、オーバードライブやディストーションなどで歪みを作った場合は、余計な弦の音がさらに目立ってしまうためエレキギターでは、常にアンプから音を出しての練習で身につける必要があると言えます。
どんなアンプが有るの?アンプの種類
ギターアンプは、基本的に大きく分けて『真空管タイプ』と『トランジスタタイプ』があります。ギターアンプが世に登場した頃は増幅回路に真空管が使用されていましたが、1970年代頃から電気的な性能に優れるトランジスタが発明されます。そのためギターアンプにも増幅回路の違う2つのタイプがあります。それぞれの特徴を簡単に説明していきましょう。
真空管タイプ
「チューブアンプ」とも呼ばれ、エレキギターの電気信号を真空管で増幅させることで音を出しています。柔らかく温かみがありマイルドなサウンドが特徴で、またヴォリュームをあげることで発生する自然な歪みが、ロックギターの代名詞的なディストーションサウンド作り出すことで人気です。
トランジスタアンプと違い、電源を入れてから真空管がしっかりと暖まるまで(1~3分程度)待つ必要があり、電源スイッチの他に『スタンバイスイッチ』あります。真空管は非常にデリケートなので、メインの電源スイッチをONにし真空管が温まった後に『スタンバイスイッチ』を入れることで真空管へのダメージを防ぎます。(電源を切るときは逆の手順で行います)
また、真空管は使用に伴い消耗するなどの寿命があるため、定期的に真空管の交換などのメンテナンスが必要になります。この寿命は、使用頻度によって差があるため、一概に言うことはできませんが『音量が小さくなった』『ノイズが出る』など出音に変化を感じたら真空管の交換時期と言えます。
トランジスタタイプ
トランジスタアンプはソリッド・ステートとも呼ばれ、入力された信号の増幅にトランジスタやオペアンプICという電子部品を使っています。真空管アンプのような寿命はないため、メンテナンスの手間もかからず経済的にも優しいです。真空管アンプのような自然な歪みを得ることは出来ませんが、硬質でバキッとした音色が特徴であり無機質で研ぎ澄まされた美しさが、クリーンサウンドを基本にペダルエフェクターで歪みなどを作るプレイヤーからは、支持も高いです。
また、真空管アンプでは真空管やトランスなどが納まるハウジングを確保する必要があり、小型軽量化には限度がありますが、トランジスタアンプでは、高出力でありながらも軽量コンパクトな設計が可能です。
スタックタイプ
セパレートタイプとも呼ばれ、アンプ部分本体とスピーカー部分が分かれて(セパレート)独立した構造を持ち、ヘッド部とスピーカーボックスを積み上げて(スタック)使います。Marshallなどに代表され、その姿はまさにロックバンドの王道です。特にハードロックバンドではMarshallのヘッドとスピーカーボックス2台を三段積(ユニット3)にし、更に数台並べ壁のようにステージ上を演出するのが定番でした。(実際は全てのユニットを鳴らすわけではないですが)出力の高いモデルが多く50から100W前後の機種が主流です。
コンボタイプ
アンプ部とスピーカーが一体型のギターアンプで、Fender TwinReverb、Roland JazzChorus(JC-120)などが代表的な機種で、真空管アンプ、トランジスタアンプ共に多くのモデルが存在します。
出力は自宅でも使える5W程度の小出力モデルから、ライブユースレベルの大型モデルまでさまざま有ります。練習用として市販されている小型アンプはコンボタイプが殆どでしょう。
ギターアンプ おすすめ は?
まず考えたいのは、自宅などでの練習だけで使うアンプなのか、スタジオリハーサルやライブにも持ち込むか、など自身の音楽活動に合わせた用途を考えることです。。
最初は自宅での練習が中心になり、小型アンプを購入するビギナーがほとんどでしょう。しかし、自宅練習でのスキルアップがある程度出来た後に、バンドリハーサルやライブ演奏をも視野に入るタイプを購入するビギナーも少なくはないです。周りの仲間や(楽器店の販売員の場合も)「いずれライブで使うアンプが必要になるのだから・・・」と勧められて購入される方が多いのですが、大型の真空管アンプは小音量の調整が難しく自宅での使用には適さないモデルも多くあります。さらに大型アンプを購入しても、ある程度の音量を上げることが出来なければ、いいサウンドを得ることは難しく、自宅ではなかなかそのポテンシャルを引き出せません。
初めての ギターアンプ購入 に限っては、自宅練習で真価を発揮できない大型アンプを買うよりも、小音量でいい音の得られる小型アンプを購入したほうがベターと言えるのです。自宅練習用のアンプでは、基本的なアンプのコントロール類(ヴォリューム、トレブル、ミドル、ベースなど)の特性を理解することが重要であり、更に所有するエレキギターのサウンド特性も把握していくことでしょう。価格帯も自宅練習用の小型モデルは1~3万円前後で多種多様なモデルが有ります。マスターボリュームやエフェクターなどが装備されているモデルなどもありますが、エレキギターの基本スキル向上を目的とするには、歪みよりクリーンサウンドが美しく、比較的にコントロールがシンプルな機種をお薦めします。
自宅で、エレキギターの演奏スキル向上を第一のプライオリティとして自分らしい ギターアンプ購入 を!
初めて購入するアンプ、「場所はあまり取りたくない」という人には、Theoneストアの ギターアンプ おすすめ はこちらです。
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