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一生モン!? Musicom Lab Parallelizer ギターミキサー エフェクターボード導入推奨!

ギターミキサー は一生モン!
Musicom Lab Parallelizer

Musicom Lab Parallelizer ギターミキサー の話です今回は!先にズバリ結論を書きます!

●Musicom Lab Parallelizer はミキサー機能だけなのに価格は¥47,850と、まぁまぁ高いです。

●無骨なデザインで横幅16cmと結構デカめです!

●しかも570gと結構重めですし、アナログミキサーのクセにDC9Vの電源が必要!

しかし!

エフェクターボードでペダルを構成して、ディレイ、リバーブ、ピッチ系のエフェクターを多様するシステムを組んでいるのであれば「一生モノ」と割り切って是非所有してください!

取り急ぎ、Musicom Lab Parallelizer はこちら
Yahoo店 掲載分はこちら

さて、何の話かと言いますと、文字通り ギターミキサー のお話です。
空間系使わないよ!とか、俺は男の直列だから興味ないな!という人は、スルーしてください!

ギターミキサーってピンと来る人とそうじゃない人がいると思います。ギターなのにミキサー?ってと思う人もいると思います。
それでは説明致します。

エフェクターボードにペダルを並べて、IN / OUT で配線して行った際に、概ね 後段に ピッチ系、ディレイ系、リバーブ系のエフェクターを配置すると思うんです。当然手前では、バッファー、コンプやEQ、オーバードライブ / ディストーションなどの「音作り」のペダルを置くと思います。
この場合、先も書きました 並列接続(ギターとアンプ間にあるエフェクター全て IN/OUTで繋ぐ)した場合、前段で作ったメインのギターサウンドが、空間系のエフェクターにも直接入力されてしまう事になります。

この場合、せっかく作ったメインの音に、空間系エフェクターの持つ 音の周波数や特性がブレンドされてしまい、空間系ペダルのスイッチをONにした瞬間にエフェクトは掛かるものの、音がガラっと変わってしまいます。
これはお気づきの通り、後段に配置されたペダルが持つ音の影響がモロにギターサウンドに乗ってしまう為です。

せっかく高額なアンプとファズなどを買って、ギターも Fat 50sなどのPUに載せ替えて、シングルコイルで枯れた鈴鳴りの音に到達したのに、空間系エフェクター並列繋ぎで「全て大無し」なんて事が結構あります。

それを回避するのがギターミキサーなんです!

ギターミキサー

信号の流れの話になりますが、非常にシンプルな考え方でOKです!
Inputに入力される信号(ギター原音)に対して、本機に接続されているエフェクターの「エフェクト音」をブレンドしてoutputします。その際、ギター原音は「変化させずそのまま」となり、エフェクト音のみを原音に混ぜないで一緒に出力します。
このギター原音は「変化させずそのまま」という事が重要であり、本機の真骨頂と言えます。

って言っても 大差ないんでしょ? と聞こえそうですが、全くサウンド品質が異なります。
これは、繋いでみた事のある人しか感じることができない部分で、一度ミキサーを導入すると、ミキサーなしではシステムは組めなくなります。
その証拠に、中古市場にギターミキサーって殆ど目にしませんよね?
理由は簡単で 手放す必要がないから です。

この「混ぜる」という事ですが、以下の図の通り、ギター原音に対して個別のセンドリターンが3系統追加されたと思って頂ければ簡単です。

ギターミキサー Musicom Lab Parallelizer

midi制御できる ギターミキサー

この Musicom Lab Parallelizer をお薦めする理由として(私も使っていることも有りますが) midi制御できる点です。3系統のセンドリターンをmidiで制御できるということって、言い換えれば「何でもできる」という事に匹敵する程、サウンド・メイキングの幅が広がります。
3系統 = 3台のみではないです!
考えてみてください、昨今の空間系エフェクターって、midi対応になっている物が多く、プリセット保存できますよね?例えば、Parallelizer のチャンネル1個だけ HOTONE AmperoⅡStomp の様なマルチをエフェクターとして繋いだ場合、何十個もの「設定が異なる空間系」のプリセットをAMPEROⅡ側でプリセットしておけば、必要に応じてや曲のセットリストに応じてなど、midi一発で切り替える事ができます。
この場合のブレンド量は、Ampero側で行います。

これ、Parallelizer のチャンネル1個だけの場合です。
更に2個のチャンネルが空いてますので、別のマルチでもいいですし、アナログペダルでも良いんです!
先も書きましたが、Parallelizer自体がmidi対応ですので、アナログペダルを繋いだchはバイパス/ONが可能なんです。もちろん、単独chのみON / CH1とCH3のみON / CH2とCH3のみON / 全部Offなど組み合わせをプリセットして、ループスイッチャーから呼び出す事ができます。
それも、ギター原音に変化をさせずにエフェクトをブレンドさせることができるという恩恵があります。
※インサートするエフェクトは可能であれば Kill Dryがついているエフェクターの方がより効果を発揮します。

一昔まえのギターシステムでは、CEAのDual/Stereo Lineミキサーが有名ですよね!こんなやつです↓↓
当時は、1U物とハーフラック物が主流で、多くのプロが導入し現在でも使っているギタリストが多いです。
CEAのDual/Stereo Lineミキサー

ハーフラック物は、たまに中古で出る時がありますが、やはり数は極貧ですよね。。
それだけ、手放す必要が無い機材なんです。

ギターミキサーも実際、もっと安価な物もありますが、サウンド品質面で Musicom Lab Parallelizer を推しています。せっかく「音を変えたくないからミキサーを導入する」のに、ミキサーをケチって結果 音が変わる(痩せる)のは本末転倒ですもんね。。。

当店のデモボードにも入ってますが、このミキサーと EFX-LEⅡ ループスイッチャー があれば、かなり大規模なギターシステムを構築する事ができますし、エフェクターボード構築の旅は終わりを迎られる程の品質を有しています。
是非!検討してみてください!

Parallelizer 仕様

・3 x モノSEND、3 x ステレオ RETURN & Dry (ドライ)

・エフェクトレベル、ドライレベルのそれぞれが、ボリューム設定できます。

・Manual、MIDI PC、MIDI CC、MIDI PC+CCの4つのモードで動作します。

・128メモリーロケーション(by MIDI PC)

・9VDC入力、+/-12VDC内部電圧動作による高ダイナミックレンジを誇ります。

・MIDI経由によるファームウェアアップデートが可能です。

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