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全機種比較| ギターエフェクター 初心者におすすめ エフェクツベーカリー の全て!現役プロが教える選び方のコツ | THEONE | ハイエンド エフェクターなどの解説

全機種比較| ギターエフェクター 初心者におすすめ エフェクツベーカリー の全て!現役プロが教える選び方のコツ

エフェクツベーカリー は種類が多くて選べない!!と悩んでいませんか?この記事では、プロの視点からエフェクツベーカリーの全機種を徹底比較し、あなたのやりたい音楽に最適な一台を見つける選び方のコツを解説します。結論、エフェクツベーカリーは価格・品質・デザインの三拍子が揃った初心者がエントリーしやすい、また「集める」ということをテーマにコレクションとしてもお勧めのブランドです。歪み系から空間系まで、この記事を読めば、もうエフェクター選びで迷うことはありません。

エフェクツベーカリー

1. エフェク-ツベーカリー(Effects Bakery)とは どんなブランド?

1.1 エフェクツベーカリー(Effects Bakery)について

Effects Bakery(エフェクツベーカリー)は、岩手県花巻市に拠点を置く「LEP INTERNATIONAL」が展開する、日本のエフェクターブランドです。 LEP INTERNATIONALは、”One Control”や”Animals Pedal”といった、世界的に評価の高いブランドも手掛けるメーカーとして知られています。 エフェクツベーカリーは、「高品質なサウンドを驚異的な低価格で実現する」ことをコンセプトに掲げています。 これを実現するために、パーツの一括購入や一括生産による徹底したコスト削減を行いながらも、サウンドや品質には一切妥協していません。 エフェクターの心臓部であるサウンドデザインは専門チームが手掛けており、安いだけでなく、経験豊富なギタリストも納得させる本格的なサウンドを追求しています。

1.2 安くてコンパクトモデルに統一していることも ギター初心者 におすすめの理由

エフェクツベーカリーの最大の特徴の一つは、その圧倒的なコストパフォーマンスです。 多くのモデルが5,000円前後という、ギター初心者が「最初のエフェクター」として気軽に試せる価格帯で提供されています。 また、全てのモデルが手のひらに収まるコンパクトなミニペダルサイズに統一されているのも大きなポイントです。 これにより、エフェクターボードを組む際にスペースを取らず、複数のエフェクターをすっきりと配置することができます。 将来的にエフェクターを増やしていく楽しみがある初心者にとって、この省スペース性は大きなメリットと言えるでしょう。頑丈な筐体を採用しているため、ライブなどでのタフな使用にも耐えうる設計となっています。

1.3 かわいいデザインも人気の秘密

サウンドや価格だけでなく、そのユニークで可愛らしいデザインもエフェクツベーカリーの大きな魅力です。 「ベーグル・オーバードライブ」や「メロンパン・コーラス」など、パンやお菓子をモチーフにしたネーミングと、それに合わせたオリジナルのイラストがペダルに描かれています。 この親しみやすいデザインは、エフェクターに無骨なイメージを持つ初心者や女性ギタリストからも高い支持を得ています。ちなみに、これらのイラストは人気ロックバンド「ストレイテナー」のギタリスト、大山純氏が手掛けていることでも話題です。 足元にあるだけで練習のモチベーションが上がるようなデザインは、SNSなどでも注目を集めており、多くのギタリストを惹きつける理由の一つとなっています。

Effects Bakery

 

2. まずは知っておきたいギターエ-フェクターの基本

エフェクターと一言でいっても、その種類は多岐にわたります。「音がどう変わるのか」「どんな時に使うのか」を知ることで、理想のサウンドへの近道になります。ここでは、エフェクターの基本的な種類とそれぞれの役割について、初心者にも分かりやすく解説します。

2.1 歪み系エフェクターの種類と役割

エレキギターのサウンドの核となり、最も代表的なエフェクターが「歪み(ひずみ)系」です。 ギターサウンドに迫力を与え、ロックやブルース、メタルなど様々なジャンルで欠かせない存在です。 歪み系は、歪みの強さやキャラクターによって、主に以下の3種類に分けられます。

2.1.1 オーバードライブ

真空管アンプを大音量で鳴らした時のような、温かく自然な歪みを作り出すエフェクターです。 ピッキングの強弱によって歪み具合が変化し、繊細なニュアンスを表現しやすいのが特徴です。 常にかけっぱなしにして基本的な音作りをしたり、ギターソロの際に音を目立たせるブースターとして使われることもあります。 ブルースやロックなど、幅広いジャンルに対応できる万能な歪みです。

2.1.2 ディストーション

オーバードライブよりも深く激しい、鋭い歪みサウンドが特徴です。 粒の細かいパワフルな歪みは、ハードロックやメタルのような激しいバッキングリフや、伸びやかなギターソロに最適です。 少ない力でも音が歪むため、テクニカルなプレイにも向いています。

2.1.3 ファズ

「ブチブチ」「ジージー」といった個性的で荒々しい歪みが特徴のエフェクターです。 オーバードライブやディストーションとは全く異なる、潰れたような独特のサウンドは非常に個性的で、ギターソロなどで強烈なインパクトを与えます。 60年代〜70年代のロックサウンドで多用され、今なお多くのギタリストを魅了しています。

Effects Bakery ビックカツ

2.2 空間系エフェクターの種類と役割

音に広がりや奥行きを与え、サウンドを立体的に演出するのが「空間系」エフェクターです。 ギターの音をより豊かで心地よいものにするために使われ、ライブやレコーディングでは必須の存在と言えるでしょう。 代表的なものにディレイとリバーブがあります。

2.2.1 ディレイ

「やまびこ」のように音を遅らせて繰り返し再生する効果を持つエフェクターです。 設定次第で短い反響音から長い反復まで作り出せ、幻想的な雰囲気のアルペジオや、音に厚みを加えたいギターソロなどで活躍します。使い方によっては、特殊な効果を生み出すことも可能です。

2.2.2 リバーブ

お風呂やトンネル、コンサートホールなどで声が響くような「残響」をシミュレートするエフェクターです。 音に臨場感と奥行きを与え、サウンド全体を自然に馴染ませる効果があります。 ギターサウンドの仕上げとして、常に薄くかけておくギタリストも多い、非常に重要なエフェクターです。

2.3 モジュレーション系エフェクターの種類と役割

音を「揺らす」「うねらせる」ことで、独特の音響効果を生み出すのが「モジュレーション系」エフェクターです。 クリーンサウンドにかけることで、きらびやかで広がりのあるサウンドを作り出すことができます。代表的なものにはコーラス、フェイザー、フランジャー、トレモロなどがあります。

2.3.1 コーラス

原音に少しだけ音程をずらした音を混ぜることで、複数のギターで同時に弾いているかのような、爽やかで広がりのあるサウンドを作り出します。 特にクリーントーンとの相性が抜群で、アルペジオやカッティングプレイを美しく彩ります。

2.3.2 トレモロ

音量を周期的に上下させることで、波のような揺れや、音が途切れるような効果を生み出します。 ヴィンテージアンプに搭載されていることも多く、どこか懐かしい雰囲気を持つサウンドが特徴です。

2.3.3 フェイザー/フランジャー

音の位相をずらすことで「シュワシュワ」というジェット機のような、強烈なうねりを作り出すエフェクターです。 フランジャーの方がより金属的でエグいかかり方をします。 カッティングやギターソロにアクセントを加える飛び道具として効果的です。

エフェクツベーカリー Theoneストア

2.4 その他(ダイナミクス系など)のエフェクター

ここまで紹介したエフェクター以外にも、サウンドをより理想に近づけるための重要なエフェクターが存在します。特に「ダイナミクス系」は音の強弱をコントロールする縁の下の力持ち的な役割を担います。

2.4.1 コンプレッサー

小さな音を持ち上げ、大きな音を抑えることで、音の粒立ちを均一に整えるエフェクターです。 ギターのカッティングを歯切れよくしたり、サステイン(音の伸び)を稼いだり、全体の音量を安定させたりと、サウンドのクオリティを向上させるためにプロの現場では必須のアイテムです。

2.4.2 ブースター

その名の通り、ギターの信号を増幅(ブースト)し、音量を持ち上げるためのエフェクターです。 主にギターソロで音を目立たせたい時や、アンプや歪みエフェクターをさらに強く歪ませたい時に使用します。 音質をほとんど変えずに音量だけを上げる「クリーンブースター」や、特定の帯域を強調するタイプなどがあります。

2.4.3 イコライザー(EQ)

音の周波数特性(高音域・中音域・低音域など)を調整し、音質を補正するエフェクターです。 ギターやアンプだけでは難しい、より細かい音作りを可能にします。 例えば、「音をもう少し抜けさせたい」「低音をスッキリさせたい」といった要望に応えることができます。ブースターのように特定の帯域を持ち上げて音を目立たせる使い方も可能です。

3. エフェクツベーカリー オーバードライブ おすすめモデル

Bagel OverDrive (ベーグルオーバードライブ)

多くのギタートーンの基本となるハイクオリティかつスタンダードなオーバードライブサウンドを作るペダルです。トラディショナルかつアンプライクな応答性を持ったオーバードライブを実現しました。
ミニサイズながら大きめの見やすいノブを採用し、操作性も高めています。
甘く豊かなリード、軽やかなカッティングからむせび泣くようなブルースまで、滑らかで美しいトーンを簡単に作ることができます。サステインも長く、明瞭で音が前に出る歪みです。ハイゲイン系のアンプやディストーションと組み合わせてソロで音を前に出したり、ゲインを下げ目にして複雑なコードをはっきりと発声させることができます。
VOLノブで音量を高く設定することもでき、DRIVEノブはほとんどクリーンなトーンから深いオーバードライブまで広く設定可能。伝説の808トーンだけでなく、もっとフラットでハイレスポンス、アンプライクなサウンドを実現しています。エフェクツベーカリー ベーグルオーバードライブ Theoneストア

あんバターコッペドライブ

1948年に岩手県で創業し、今や全国区でも人気の福田パンとEffects Bakeryのコラボレーションモデルです。福田パンの人気メニュー、あんバターをはさんだコッペパンをデザインしました。Effects Bakery あんバターコッペドライブ (福田パン謹製) は、80年代に生まれた透明感のあるオーバードライブからさらに飛躍した伝説のペダルが持つ、あのサウンドを小さなペダルで実現。

特にオープンなレンジとクリアなトーンを持ち、さらにDRIVEを高く設定すると豊かな歪みを作ることができます。存在感があり、広い帯域をしっかりと持ち上げ、クリーンブーストからミディアムなオーバードライブまで、常に最高のサウンドクオリティ。
倍音成分のトップエンドから、ギターサウンドの核であるミッドレンジ、そしてギタートーンを支えるローエンドまで、全ての帯域のバランスが良く、上質でありながら十分にワイルドなトーンを作ることができます。
エフェクツベーカリー あんバターコッペドライブ Theoneストア

4. エフェクツベーカリー ディストーションとファズ おすすめモデル

オーバードライブよりもさらに強く、深く歪むサウンドが欲しいなら「ディストーション」や「ファズ」が選択肢になります。Effects Bakeryは、王道のロックサウンドから個性的な轟音まで、多彩なディストーションとファズをラインナップしており、初心者でも理想の歪みを見つけやすいのが魅力です。ここでは、それぞれのモデルの特徴を詳しく解説します。

Croissant Distortion (クロワッサン ディストーション)

Effects Bakeryの歪み系ペダルの中でも、特に人気が高いのがこの「Croissant Distortion」です。真空管アンプをドライブさせた時のような、太く粘りのあるサウンドが特徴で、「アンプライク」なディストーションとして評価されています。 ゲインの幅が広く、クランチサウンドからハードロックのリフやギターソロに適した深い歪みまで、幅広い音作りが可能です。コントロールはVOLUME、TONE、DRIVEのシンプルな3ノブ構成で、初心者でも直感的に操作できます。 初めてのディストーションとして、どんなジャンルにも合わせやすい王道のロックサウンドを求めるなら、まず試してほしい一台です。

エフェクツベーカリー クロワッサンディストーション Theoneストア

KAMOME DISTORTION (カモメ ディストーション)

岩手県の銘菓「かもめの玉子」とのユニークなコラボレーションで生まれたディストーションペダルです。 サウンドは、その名の通り餡がぎっしりと詰まったような、中音域に厚みのあるファットなキャラクターが特徴です。 Croissant Distortionが王道のブラウンサウンド系だとすれば、KAMOME DISTORTIONはよりモダンでエッジの効いた歪みを持っています。ゲインを上げるとファズのようなニュアンスも感じられ、リードプレイでの音抜けも良好です。 コントロールノブの表記が「音量」「歪み」「音色」と日本語になっているのも面白いポイント。他の人とは少し違った、太さと鋭さを両立したディストーションサウンドを探しているギタリストにおすすめです。

エフェクツベーカリー カモメディストーション Theoneストア

スグル食品のビッグカツディストーション

駄菓子でおなじみの「ビッグカツ」とコラボレーションした、非常にユニークなハイゲインディストーションです。 そのサウンドは見た目のインパクトに負けないほど強烈で、ポストロックやシューゲイザーに見られるような、分厚い音の壁を作り出すのに最適です。 ゲインが非常に高く、ザクザクとしたエッジの立った歪みが特徴で、ミッドの厚みと少し抑えられたローが独特の鋭さを生み出します。 ゲインを下げればクランチサウンドも作れるなど、意外と音作りの幅は広いですが、このペダルの真価はやはりゲインを上げた時の轟音にあります。 とにかく激しく、個性的な歪みを求めるギタリストにとって、強力な武器となるでしょう。

エフェクツベーカリー ビックカツディストーション Theoneストア

NEW Sandwich Fuzz (ニューサンドイッチ ファズ)

「ファズ」というエフェクターは、ディストーションよりもさらに荒々しく、ブチブチとした独特の歪み方をするのが特徴です。 この「NEW Sandwich Fuzz」は、数あるファズの中でも特に有名な「ビッグマフ」と呼ばれるモデルのサウンドをベースにしています。 そのサウンドは、分厚く太い音の壁を作るような轟音が特徴で、ギターだけでなくベースにも使えるほど広いレンジを持っています。 ディストーションのように比較的安定した歪み方をするため、「ファズは音が暴れて使いにくい」と感じる人や、初めてファズに挑戦する初心者にも扱いやすいモデルと言えるでしょう。 グランジやストーナーロックのようなヘヴィなジャンルにぴったりの一台です。

エフェクツベーカリー サンドイッチファズ Theoneストア

NEW GINGER FUZZ (ニュージンジャー ファズ)

「岩下の新生姜」とのコラボレーションによって生まれた、ピンク色の筐体が目を引くファズペダルです。 サウンドの系統はSandwich Fuzzと同じく「ビッグマフ」系ですが、Sandwich Fuzzよりもゲイン(歪み)が抑えめに設計されているのが大きな特徴>です。 これにより、轟音ファズサウンドだけでなく、ゲインを絞ることでオーバードライブのような歯切れの良い歪みとしても使うことができます。 ファズ特有の激しさはありつつも、よりマイルドで扱いやすいサウンドに調整されており、バンドアンサンブルの中でも音が埋もれにくいのが魅力です。 激しいファズサウンドと、使いやすい歪みの両方が欲しい欲張りなギタリストにおすすめです。

エフェクツベーカリー ジンジャーファズ Theoneストア

5. エフェク-ベーカリー ダイナミクス系/その他

ギターの音作りにおいて、歪み系や空間系エフェクターは音色を劇的に変化させるため、初心者にも効果が分かりやすいです。しかし、プロのような一段上のサウンドを目指すなら、ダイナミクス系やその他のエフェクターの役割を理解することが非常に重要になります。 これらは音の土台を整えたり、特定の帯域を調整したりすることで、演奏全体のクオリティを大きく向上させる縁の下の力持ち的な存在です。エフェクツベーカリーは、これらの「分かりにくい」と言われがちなエフェクターも、初心者向けに非常にシンプルで扱いやすく、かつリーズナブルな価格で提供しています。

Plain Bread Compressor (プレインブレッド コンプレッサー)

コンプレッサー(略してコンプ)は、音の粒立ちを均一に整える効果を持つエフェクターです。 具体的には、設定した音量(スレッショルド)を超えた大きな音を圧縮し、逆に小さな音を持ち上げることで、全体の音量差を少なくします。 これにより、ピッキングの強弱による音量のばらつきが抑えられ、特にクリーントーンでのカッティングやアルペジオが、まとまりのあるプロのような演奏に聴こえるようになります。

Effects Bakeryの「Plain Bread Compressor」は、ギターサウンドに違和感なく馴染む、ナチュラルな効きが特徴のコンプレッサーです。 操作もVOL、TONE、COMPの3つのノブだけで非常にシンプル。 初心者が陥りがちな「コンプをかけすぎて不自然な音になる」という失敗が少なく、常時ONにして音の土台を整えるプリアンプ的な使い方もおすすめです。 TONEノブで音質の補正もできるため、ギター本来のサウンドを活かしつつ、より聴きやすいサウンドへとアップグレードできます。

エフェクツベーカリー プレインブレッド コンプレッサー Theoneストア

Cream Pan Booster (クリームパン ブースター)

ブースターは、その名の通りギターの信号を増幅(ブースト)し、音量を持ち上げるためのエフェクターです。 主な使い方として、ギターソロの時に音量を上げて目立たせたり、アンプや他の歪みエフェクターをさらに強く歪ませる「ゲインブースター」としての役割があります。 歪みエフェクターの前に繋ぐと歪み量が増し、後ろに繋ぐと純粋な音量アップの効果が得られます。

「Cream Pan Booster」は、原音のキャラクターをあまり変えずに音量を持ち上げる、いわゆるクリーンブースターに分類されます。 しかし、ただ音量が上がるだけでなく、真空管アンプをプッシュした時のような、心地よい飽和感と太さが加わるのが特徴です。 さらにBRIGHTスイッチをONにすれば、高音域が強調され、きらびやかで存在感のあるサウンドになります。 シンプルな操作性で、音を一段前に出したいあらゆる場面で活躍する一台です。

エフェクツベーカリー クリームパンブースター Theoneストア

An Bread DI (アンブレッド ディーアイ)

DI(ダイレクトボックス)は、主にギターなどのハイインピーダンス信号を、ミキサーやオーディオインターフェースが受け取れるローインピーダンス信号に変換するための機材です。 これにより、ノイズの少ないクリアな音質で、長いケーブルを引き回すライブやレコーディングが可能になります。

Effects Bakeryの「An Bread DI」は、このDI機能に加え、ブリティッシュスタイルのアンプシミュレーターとスピーカーシミュレーターを搭載しているのが最大の特徴です。 これにより、エフェクターボードの最後にこのペダルを繋げば、まるでアンプをマイクで録ったかのようなサウンドを直接ミキサーやオーディオインターフェースに送ることができます。 自宅での練習や宅録(DTM)で、アンプを鳴らせない環境でもリアルなギターサウンドで演奏・録音が可能になる、非常に便利なペダルです。

エフェクツベーカリー アンブレッドDI Theoneストア

Choco Cornet EQ (チョココロネ イーキュー)

イコライザー(EQ)は、>音の特定の周波数帯域をブースト(強調)したり、カット(減衰)したりすることで、音質を補正・調整するエフェクターです。 例えば、「音がこもって聴こえるから高音域を上げる」「バンドの中で音が埋もれないように中音域を少し持ち上げる」といった、より積極的な音作りが可能です。

「Choco Cornet EQ」は、コンパクトな筐体に5バンドのグラフィックイコライザーを搭載したペダルです。 スライダーで視覚的に音の変化が分かるため、初心者でも直感的な操作が可能です。 各帯域±18dBという幅広い調整範囲を持ち、音作りの補正はもちろん、特定のスライダーを大きく持ち上げてブースターのように使うこともできます。 VOLとMASTERが独立しているため、音作りと音量調整を個別に行える点も非常に便利です。

エフェクツベーカリー チョココロネ Theoneストア

6. エフェク-ツベーカリー ディレイ・リバーブ・モジュレーション

ギターサウンドに彩りや奥行きを与える「空間系」や「モジュレーション系」のエフェクター。エフェクツベーカリーには、初心者でも直感的に扱えるモデルが揃っています。ここでは、サウンドに広がりや独特の揺らぎを加えたいときに活躍する3つのモデルを紹介します。

NEW Melon Pan Chorus (ニューメロンパン コーラス)

『NEW Melon Pan Chorus』は、ギターサウンドに爽やかな揺らぎと奥行きを与えるアナログコーラスです。 クリーンサウンドにかければ、きらびやかで立体感のあるアルペジオやカッティングに最適なサウンドを、歪みサウンドと組み合わせれば、音に厚みと広がりを持たせ、よりドラマチックなギターソロを演出することができます。 つまみは「RATE(揺れの速さ)」「DEPTH(揺れの深さ)」「MIX(原音とエフェクト音のバランス)」の3つで構成されており、初心者でも感覚的に音作りが可能です。 MIXノブでエフェクトのかかり具合を調整できるため、さりげない味付けから、深く幻想的なサウンドまで幅広く対応できるのが魅力です。 アナログコーラスならではの暖かく自然な揺れは、ポップスからロックまで、多くのジャンルで活躍するでしょう。

エフェクツベーカリー メロンパンコーラス Theoneストア

Uguisu Bread Tremolo (ウグイスブレッド トレモロ)

『Uguisu Bread Tremolo』は、音量を周期的に上下させることで、サウンドに独特の揺らぎを生み出すトレモロエフェクターです。 サーフミュージックのような懐かしいサウンドから、現代のポップスで聴かれるような暖かく柔らかい揺れまで、幅広い表現が可能です。 このペダルの特徴は、シンプルな「Speed(揺れの速さ)」と「Depth(揺れの深さ)」のコントロールに加え、「Volume」ノブを搭載している点です。トレモロは効果の特性上、ONにすると音量が下がったように感じることがありますが、Volumeノブで音量を持ち上げることで、エフェクトOFF時との音量差をなくしたり、最大+16dBのブースターとして使用したりすることも可能です。 扱いやすいシンプルな操作性ながら、音楽的なサウンドを作り出せるため、初めてのトレモロペダルとしてもおすすめです。

エフェクツベーカリー ウグイストレモロ Theoneストア

Muffin Reverb (マフィン リバーブ)

『Muffin Reverb』は、サウンドに残響を加え、臨場感と奥行きを与えるリバーブエフェクターです。この一台で「HALL(ホール)」「SPRING(スプリング)」「ROOM(ルーム)」という、ギタリストにとって定番の3種類のリバーブサウンドを切り替えることができます。 ホールリバーブは広く豊かな響き、スプリングリバーブはギターアンプに内蔵されているような独特の「ピチャッ」という響き、ルームリバーブは部屋鳴りのような自然な反響をシミュレートしています。 コントロールは「REVERB(エフェクト音の大きさ)」と「DECAY(残響の長さ)」の2つと、モード切り替えスイッチのみという非常にシンプルな構成で、直感的な音作りが可能です。 派手さはありませんが、どんなジャンルにも馴染みやすい実践的なサウンドが特徴で、初心者でも扱いやすいリバーブペダルと言えるでしょう。

エフェクツベーカリー Theoneストア

7. 上位モデルの MECHA-PAN BAKERY Series も!

Effects Bakeryの魅力は、なんといってもその手頃な価格とシンプルで扱いやすい操作性にあります。しかし、「もう一歩踏み込んだ音作りがしたい」「最初から高品質なペダルで練習したい」と考えるギターリストのために、通常モデルをさらに進化させた上位シリーズ、それが「MECHA-PAN BAKERY Series」です。

エフェクツベーカリー メカパン Theoneストア

7.1 エフェクツベーカリー の新たな挑戦!MECHA-PAN BAKERY Seriesとは?

MECHA-PAN BAKERY Seriesは、Effects Bakeryが自社の人気モデルを自ら「モディファイ(改造)」して、より多機能で玄人好みのサウンドを追求したシリーズです。 通常モデルが初心者にも分かりやすいサウンドを目指しているのに対し、メカパンシリーズはハンドメイドエフェクターのような、より繊細で奥深い音作りが可能になっています。 デザインもパンがメカ化されたユニークなものになっており、所有欲を満たしてくれるでしょう。

通常モデルとの主な違い

MECHA-PAN BAKERY Seriesの最大の特徴は、そのサウンドメイクの幅広さにあります。例えば「MECHA-BAGEL OVERDRIVE」や「MECHA-CROISSANT DISTORTION」には、筐体内部にサウンドのキャラクターを切り替えるためのディップスイッチが搭載されています。 これにより、通常モデルよりもさらに細かく、自分のギターやアンプ、そして出したい音色に合わせた最適なセッティングを見つけ出すことができます。 例えば、オーバードライブをよりスムースなサウンドにしたり、ディストーションでミッドレンジをカットした過激な音作りをしたりと、一台で何役もこなせるポテンシャルを秘めています。

高品質なパーツとこだわりのサウンド

サウンドの質をさらに高めるため、パーツの選定にもこだわりが見られます。例えば「MECHA-BAGEL OVERDRIVE」では、サウンドの核となるオペアンプに「OPA1678」を選択し、スタンダードなTS系サウンドを維持しつつも、より透明感とダイナミクスのある上質なトーンを実現しています。 通常モデルが持つポテンシャルを最大限に引き出し、アンプの歪みと組み合わせた際には、驚くほど美しい音色を生み出します。 ただし、表現力が高まっている分、ピッキングのニュアンスなどがシビアに出やすくなる側面もあります。

7.2 価格帯とターゲットユーザー

多機能化と高品質化に伴い、価格は通常モデルよりも上がりますが、それでも他のハンドメイド系ブランドと比較すれば十分にコストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。このシリーズは、「Effects Bakeryのサウンドは好きだけど、もっと細かい調整がしたい」と感じる中級者ástrong>はもちろん、「最初から長く使える本格的な一台が欲しい」と考える意欲的な初心者にも最適な選択肢となります。

7.3 注目のラインナップを紹介

MECHA-BAGEL OVERDRIVE

人気の「Bagel OverDrive」をベースに、より上品で繊細なサウンドへと昇華させたモデルです。 内部の「BODY」と「CLIP」スイッチにより、ミッドレンジの出方や歪みの質感を変更可能。 クリーンブースター的な使い方から、アンプを力強くプッシュする本格的なオーバードライブまで、多彩なサウンドをクリエイトできます。

エフェクツベーカリー メカパンベーカリー ベーグルオーバードライブ

MECHA-CROISSANT DISTORTION

ブリティッシュアンプのようなサウンドが特徴の「Croissant Distortion」を、さらにアグレッシブに、そしてハイゲインに調整したモデルです。 元のモデルの良さを残しつつ、より過激で太いトーンが出せるように進化しています。 内部の「SMOOTH」スイッチでリード向けの滑らかな音色に、「BODY」スイッチでミッドをカットしたエクストリームなメタルサウンドまでカバーします。

エフェクツベーカリー メカパンベーカリー クロワッサン ディストーション

7.4 初心者でもMECHA-PANを選ぶべき?

「上位モデルは難しそう…」と感じるかもしれませんが、決してそんなことはありません。むしろ、音作りの楽しさや奥深さを知るための最適な教材とも言えます。最初は内部スイッチを触らずに使ってみて、慣れてきたら少しずつ設定を変えてみることで、エフェクターがサウンドに与える影響を深く理解できるでしょう。 もちろん、まずはシンプルな通常モデルから始めて、2台目のエフェクターとしてMECHA-PANシリーズにステップアップするのも賢い選択です。自分のやりたい音楽や、ギターに対する熱意に合わせて選んでみてください。

Effects Bakery Theoneストア


8. やりたいことから選ぶ エフェクツベーカリー おすすめモデル

たくさんの種類があるエフェクターの中から、初心者が自分に合った一台を見つけるのは大変です。そこで、多くのギタリストが「こんな音を出してみたい」と思うであろう代表的なシチュエーションを3つ挙げ、それぞれに最適なエフェクツベーカリーのモデルをご紹介します。まずは「やりたいこと」を基準に選んで、エフェクターの世界への第一歩を踏み出しましょう。

8.1 ロックなギターソロを弾きたいならこのエフェクター

バンドの演奏を突き抜けるような、気持ちの良いギターソロ。多くのギタリストが憧れる瞬間ではないでしょうか。そんな存在感のあるソロを弾くためには、音をパワフルに歪ませる「歪み系エフェクター」が不可欠です。エフェクツベーカリーには、そんなあなたの期待に応えるモデルが揃っています。

8.1.1 おすすめモデル1:Croissant Distortion (クロワッサン ディストーション)

ロックギターの王道サウンドを目指すなら、まずは「Croissant Distortion」がおすすめです。 太く粘りのあるアンプライクなディストーションサウンドが特徴で、ハードロックの激しいリフから伸びやかなギターソロまで、幅広く対応できます。 GAIN(歪みの量)を上げていけば、深くパワフルな歪みが得られ、クリーンなアンプに繋ぐだけでも迫力のあるロックサウンドを簡単に作り出せます。 ギターソロで音を目立たせたい時に、まさに主役級の働きをしてくれる一台です。

8.1.2 おすすめモデル2:Cream Pan Booster (クリームパン ブースター)

すでにお気に入りの歪みエフェクターを持っている、あるいはアンプの歪みを使っているという方には、「Cream Pan Booster」がおすすめです。 これは音を歪ませるというよりは、音量を持ち上げたり、他の歪みエフェクターやアンプをさらにプッシュしてより強い歪みを得るために使います。 歪みエフェクターの前段に繋げばゲインブースターとして機能し、サステイン(音の伸び)が豊かなソロ向きのサウンドに。 後段に繋げば音量だけを持ち上げるレベルブースターとなり、バッキングからソロに切り替わる時に音をぐっと前に出すことができます。

8.2 綺麗なアルペジオやカッティングで使いたいなら

楽曲に彩りを与える、きらびやかなアルペジオや歯切れの良いカッティング。こうしたプレイには、音に広がりや揺らぎを与える「空間系」や「モジュレーション系」のエフェクターが活躍します。クリーンサウンドをより一層美しく響かせたいなら、以下のモデルを試してみてください。

8.2.1 おすすめモデル1:NEW Melon Pan Chorus (ニューメロンパン コーラス)

コーラスは、原音に少しだけ音程をずらした音を混ぜることで、爽やかな音の揺らぎと広がりを生み出すエフェクターです。 「NEW Melon Pan Chorus」は、温かみのあるアナログコーラスサウンドが特徴で、アルペジオにかければ音に厚みと立体感が生まれ、カッティングに使えばサウンドがより華やかになります。 MIXノブでエフェクト音の混ざり具合を調整できるため、さりげなくかけることも深くかけることも可能です。 ギター1本でも、まるで複数のギターで弾いているかのような豊かな響きを得ることができます。

8.2.2 おすすめモデル2:Muffin Reverb (マフィン リバーブ)

リバーブは、お風呂で声が響くような「残響音」を加えるエフェクターです。 「Muffin Reverb」は、ホール、ルーム、スプリングという3種類の残響タイプを選べる高品質なリバーブペダルです。 クリーンサウンドに軽くかけるだけで、音に潤いと奥行きが加わり、プロが演奏するようなリッチな響きになります。 特にアルペジオとの相性は抜群で、一音一音が美しく響き渡り、リスナーを惹きつける演奏が可能になります。

8.3 音を太くして存在感を出したいなら

「バンドの中で自分のギターの音が埋もれてしまう」「もっと音を前に出したい」と感じることはありませんか?そんな時は、音の芯を強化し、アンサンブルでの存在感を高めるエフェクターが役立ちます。音を過度に歪ませることなく、サウンドを一段階レベルアップさせましょう。

8.3.1 おすすめモデル1:Cream Pan Booster (クリームパン ブースター)

ここでも「Cream Pan Booster」が活躍します。このペダルはONにするだけで音に軽い飽和感が加わり、音色全体が少し太くなる効果があります。 アンプをクリーンに設定し、ブースターで軽くプッシュしてあげることで、音にハリと艶が生まれます。 BRIGHTスイッチをONにすれば、高音域が強調され、きらびやかで抜けの良いサウンドを作ることも可能です。 シンプルながら非常に効果的な一台です。

8.3.2 おすすめモデル2:Plain Bread Compressor (プレインブレッド コンプレッサー)

コンプレッサーは、音の粒を揃えるエフェクターです。 小さな音を持ち上げ、大きすぎる音を抑えることで、全体の音量を均一化します。 「Plain Bread Compressor」を使うと、ピッキングの強弱による音量差が少なくなり、サステインが伸びるため、安定感のある太いサウンドが得られます。 特にカッティングでは各弦の音がクリアに聞こえ、アルペジオでは一音一音が滑らかに繋がるようになります。常にONにしておく「かけっぱなし」の使い方もおすすめです。

9. 音楽ジャンル別 おすすめのギターエフェクター組み合わせ

どのエフェクターを組み合わせれば、自分の好きな音楽ジャンルのサウンドが出せるのか、初心者にとっては大きな悩みどころです。ここでは、Effects Bakeryの豊富なラインナップの中から、代表的な音楽ジャンルに合わせたおすすめの組み合わせを紹介します。まずはこの組み合わせから、自分だけのサウンド作りをスタートさせてみましょう。

9.1 ポップス・ロックにおすすめの組み合わせ

歌やバンドサウンドの邪魔をせず、かつギターの存在感をしっかり出せる組み合わせがポップスやロックでは重要になります。クリーンなカッティングから、時には激しいギターソロまで、幅広い表現力が求められるジャンルです。

9.1.1 組み合わせ例1: エフェクツベーカリー 的 王道の万能ロックサウンドセット

  • オーバードライブ: Bagel OverDrive
  • ブースター: Cream Pan Booster
  • リバーブ: Muffin Reverb

Bagel OverDriveで基本的なクランチサウンドを作り、ギターソロの際にCream Pan Boosterで音量を持ち上げるという、ロックギタリストの基本とも言える王道の組み合わせです。 Bagel OverDriveはアンプのような自然な歪みが特徴で、ギターの手元のボリューム操作にも素直に反応してくれます。 Muffin Reverbで音に広がりと奥行きを加えれば、プロのような立体的なサウンドにぐっと近づきます。

9.1.2 組み合わせ例2:エフェクツベーカリー 的 現代的なポップス向けクリーンサウンドセット

  • コンプレッサー: Plain Bread Compressor
  • オーバードライブ: あんバターコッペドライブ
  • コーラス: NEW Melon Pan Chorus

きらびやかなアルペジオや、リズミカルなカッティングが多用される現代的なポップスには、この組み合わせが最適です。まずPlain Bread Compressorで音の粒立ちを揃え、プロのような均一で聴きやすいサウンドの土台を作ります。 あんバターコッペドライブは、クリーンブーストから軽めの歪みまでカバーできるため、バッキングからリードまで幅広く対応可能です。 仕上げにNEW Melon Pan Chorusで爽やかな広がりを加えることで、楽曲全体を彩る美しいギターサウンドが完成します。

9.2 ブルース・フュージョンにおすすめの組み合わせ

ブルースやフュージョンでは、ピッキングの強弱やギターのボリューム操作で歪み具合をコントロールする、表現力豊かなプレイが求められます。そのため、ギター本来のサウンドやプレイヤーのニュアンスを活かせるエフェクター選びが鍵となります。

9.2.1 組み合わせ例: エフェクツベーカリー 的 ”泣き”のギターを奏でるブルースセット

  • オーバードライブ: Bagel OverDrive
  • ブースター: Cream Pan Booster
  • トレモロ: Uguisu Bread Tremolo

このジャンルの核となるのは、やはり表現力豊かなオーバードライブです。Bagel OverDriveは、ギタリストの繊細なタッチを忠実に再現し、甘くむせび泣くようなブルース特有のトーンを簡単作ることができます。 Cream Pan Boosterを歪みの前に接続し「ゲインブースター」として使えば、サウンドに更なる厚みとサステイン(音の伸び)を加えることが可能です。Uguisu Bread Tremoloは、サウンドに心地よい揺れを加え、ブルージーで哀愁漂う雰囲気を演出するのに役立ちます。

9.3 メタル・ハードロックにおすすめの組み合わせ

メタルやハードロックに不可欠なのは、なんといっても重厚でパワフルな歪みサウンドです。 ザクザクと刻むリフから、テクニカルで伸びやかなギターソロまで、圧倒的な存在感を放つための組み合わせを紹介します。

9.3.1 組み合わせ例1: エフェクツベーカリー 的 王道ハイゲイン・メタルサウンドセット

  • ディストーション: Croissant Distortion または KAMOME DISTORTION
  • イコライザー: Choco Cornet EQ
  • ブースター: Cream Pan Booster

Effects Bakeryのディストーションは、真空管アンプをドライブさせたような迫力ある歪みが特徴です。 Croissant Distortionは王道のハードロックサウンド、KAMOME DISTORTIONはよりモダンでエッジの効いたサウンドに適しています。これらの歪みと合わせて使いたいのが、Choco Cornet EQです。特定の周波数帯域をブースト/カットすることで、より攻撃的なドンシャリサウンドを作り出すことができます。ギターソロでさらなるゲインや音量が欲しい場面では、Cream Pan Boosterが強力な武器となるでしょう。

9.3.2 組み合わせ例2: エフェクツベーカリー 的 轟音ファズ・メタルセット

  • ファズ: NEW Sandwich Fuzz または NEW GINGER FUZZ
  • ディストーション: スグル食品のビッグカツディストーション

より個性的で、地を這うような重低音サウンドを求めるならファズがおすすめです。NEW Sandwich Fuzzは、ディストーションのように扱いやすく、音の壁を作るようなヘヴィなサウンドが得られます。 NEW GINGER FUZZは、バッキングにも使える独特のジャキジャキ感が特徴です。 これらのファズと、パワフルなビッグカツディストーションを組み合わせることで、他のギタリストとは一線を画す、強烈な個性を持った轟音サウンドを手に入れることができます。

10. 購入前に動画でサウンドをチェックしよう

Effects Bakeryのエフェクターは、そのかわいらしいデザインと手頃な価格から、初心者にとって非常に魅力的な選択肢です。しかし、エフェクター選びで最も重要なのは、やはり「音」そのものです。カタログスペックやレビュー記事を読むだけでは、実際どんな音がするのかを正確に把握するのは難しいでしょう。そこで、購入前に必ず行いたいのが、動画によるサウンドチェックです。

特にギター初心者の場合、まだ自分の出したい音のイメージが漠然としていることも多いはずです。たくさんの動画を見て、様々なサウンドに触れることで、「こんな音を出してみたい」「このギタリストの音、かっこいい」といった具体的な目標が見つかるきっかけにもなります。これは、今後のギターライフを楽しむ上で非常に大切なステップと言えるでしょう。

10.1 YouTubeの試奏動画が最も参考になる

エフェクターのサウンドを手軽に、かつ詳細にチェックする方法として、現在最も優れているのがYouTubeです。公式チャンネルによるデモ演奏から、プロギタリスト、楽器店のスタッフ、一般ユーザーによるレビューまで、膨大な数の動画が公開されており、様々な角度から製品の音を確認することができます。

10.1.1 エフェクツベーカリー 公式チャンネルのデモ動画で基本の音を知る

まずは、Effects Bakeryの公式YouTubeチャンネルや、国内代理店であるLEP INTERNATIONALのチャンネルを確認するのがおすすめです。 公式動画は、そのエフェクターが持つ基本的な性能やサウンドキャラクターを最も正確に、そして分かりやすく紹介してくれます。余計な機材を介さず、エフェクター本来の音質を把握するのに最適なため、最初にチェックすべき動画と言えるでしょう。

10.1.2 プロギタリストや楽器店のレビュー動画で実践的な使い方を学ぶ

次に参考にしたいのが、プロのギタリストや、島村楽器、サウンドハウスといった大手楽器店のスタッフによるレビュー動画です。 これらの動画の利点は、様々なギターやアンプと組み合わせた際のサウンドや、プロならではの実践的なセッティング例を知ることができる点にあります。 例えば、「このオーバードライブは、フェンダー系のシングルコイルピックアップと相性が良い」「マーシャルアンプをクランチさせた状態でブーストすると、心地よいサステインが得られる」といった、より具体的で踏み込んだ情報を得られる可能性があります。

10.2 サウンドチェックで注目すべきポイント

ただ漠然と動画を眺めるのではなく、いくつかのポイントに注目することで、より深くエフェクターの特性を理解することができます。動画を見る際は、以下の点を意識してみてください。

10.2.1 ノイズの量や質

エフェクターをオンにした際に発生する「サー」というノイズがどの程度かを確認しましょう。特にディストーションやファズといった歪み系のエフェクターでは、ゲインを上げるほどノイズも大きくなる傾向があります。演奏を妨げないレベルか、ノイズの質は耳障りでないか、といった点に注目します。

10.2.2 音のキャラクターの変化

エフェクターをオンにした時とオフにした時(バイパス音)で、サウンドがどのように変化するかは最も重要なチェックポイントです。 高音域がキンキンしすぎていないか、低音域がこもりすぎていないか、中音域にどのような特徴があるかなど、音質の変化を注意深く聴き比べてみましょう。

10.2.3 ツマミの効き具合

動画内でギタリストが各ツマミ(DRIVE, TONE, LEVELなど)を操作するシーンがあれば、それは絶好のチェックチャンスです。 ツマミを少し回しただけで音が大きく変わるのか、それとも緩やかに変化するのかによって、音作りのしやすさが変わってきます。 自分が作りたいサウンドの範囲をカバーできそうか、イメージしながら確認しましょう。

10.2.4 他のエフェクターとの組み合わせ

複数のエフェクターを繋いで演奏している動画も非常に参考になります。 例えば、ブースターでオーバードライブをプッシュした時の音の変化や、歪みエフェクターの後段にディレイやリバーブを繋いだ時の音の広がり方など、ペダルボードに組み込んだ際の実際のサウンドをシミュレーションすることができます。

11. 必要な周辺機器も忘れずに揃えよう

お気に入りのエフェクターを手に入れたら、すぐにでも音を出してみたいですよね。しかし、エフェクターは単体では使うことができず、ギターやアンプと接続するための周辺機器がいくつか必要になります。 ここでは、Effects Bakeryのエフェクターと一緒に揃えておきたい、基本的な周辺機器について詳しく解説します。初めてエフェクターボードを組む方も、これを読めば安心して準備を進められます。

11.1 電源を確保する最重要アイテム!パワーサプライとACアダプター

エフェクターを動かすためには電源が必要です。電源の供給方法には、主にACアダプター、パワーサプライ、そして電池の3つの選択肢があります。それぞれの特徴を理解して、自分のスタイルに合ったものを選びましょう。

Theone Outlineでは、エフェクター電源の重要性について記事にしております。
>> 電源を甘くみると電源に泣く – エフェクター電源 は需要項目! 

エフェクター電源 Theoneストア

11.1.1 ACアダプター:まずはお手軽に始めたい方に

ACアダプターは、コンセントから直接エフェクターに電源を供給する最もシンプルな方法です。Effects Bakeryのペダルは一般的なセンターマイナスDC9Vのアダプターに対応しています。使用するエフェクターが1つか2つ程度であれば、専用のACアダプターを用意するのが最も手軽でコストも抑えられます。 ただし、エフェクターの数が増えると、その分だけコンセントの口が必要になり、配線が複雑になるというデメリットもあります。

11.1.2 パワーサプライ:複数のエフェクターをスマートに管理

複数のエフェクターを使う場合には、パワーサプライが非常に便利です。 パワーサプライは、1つのコンセントから複数のエフェクターへ電源を分配供給できる装置で、エフェクターボード内の配線をすっきりとまとめることができます。

パワーサプライを選ぶ際には、「アイソレート(独立)型」と「分岐(非独立)型」があります。 アイソレート型は各出力が独立しているため、デジタルエフェクターとアナログエフェクターが混在してもノイズが発生しにくいという大きなメリットがあります。 Effects Bakeryのラインナップはアナログペダルが中心ですが、将来的にデジタルエフェクターを追加することも見越して、ノイズ対策を重視するなら最初からアイソレート型のパワーサプライを選ぶのがおすすめです。 また、接続するエフェクターの合計消費電流(mA)が、パワーサプライの供給可能な電流容量を上回らないように確認することも重要です。

11.1.3 電池駆動:手軽さとノイズの少なさが魅力

Effects Bakeryのエフェクターの多くは9V電池(006P形)での駆動にも対応しています。電池駆動のメリットは、電源ケーブルが不要でどこでも手軽に音が出せること

と、電源からのノイズを完全にシャットアウトできる点です。しかし、ライブ中に電池が切れてしまうリスクや、ランニングコストがかかるというデメリットも考慮する必要があります。

11.2 エフェクター同士を繋ぐ命綱!パッチケーブル

パッチケーブルは、複数のエフェクター同士を接続するための短いシールドケーブルです。 このケーブルの品質や長さ、プラグの形状が、エフェクターボード全体の音質や使い勝手に大きく影響します。

11.2.1 パッチケーブルの選び方:長さとプラグ形状がキモ

パッチケーブルは、エフェクター間の距離に合わせて、できるだけ短いものを選ぶのが音質劣化を抑えるポイントです。 一般的には15cm程度のものが多く使われます。 また、プラグの形状には、ストレート型(S型)とL字型(L型)があります。Effects Bakeryのようなコンパクトなエフェクターを高密度で配置する場合は、スペースを有効活用できるL字プラグのパッチケーブルがおすすめです。 中には、プラグ部分が非常に薄く設計されたフラットタイプのパッチケーブルもあり、より省スペースなボード構築に貢献します。

11.3 足元の城を築く!エフェクターボードと固定アイテム

複数のエフェクターをまとめて持ち運び、ライブやスタジオでのセッティングを迅速に行うためにエフェクターボードは必須アイテムです。

11.3.1 エフェクターボードの選び方

エフェクターボードは、ハードケースタイプ、ソフトケースタイプ、すのこタイプなど様々な種類があります。 まずは自分が使いたいエフェクターの数やサイズ、そして将来的に追加したいエフェクターの数を考慮して、少し余裕のあるサイズを選ぶと良いでしょう。Effects Bakeryのペダルはコンパクトなので、比較的小さめのボードでも多くの種類を並べることが可能です。

11.3.2 エフェクターの固定にはマジックテープ(面ファスナー)

選んだエフェクターをボードに配置したら、運搬中に動かないようにしっかりと固定する必要があります。最も一般的な固定方法は、エフェクターの裏面とボードの表面にマジックテープ(面ファスナー)を貼り付けて固定する方法です。 これにより、レイアウトの変更も比較的簡単に行うことができます。

12. まとめ

エフェクツベーカリー は、ギター初心者にとって最初のエフェクターとして最適なブランドです。手頃な価格とコンパクトなサイズ、そして可愛らしいデザインが魅力で、気軽にエフェクターの世界に足を踏み入れられます。価格以上の本格的なサウンドで、歪み系から空間系まで豊富なラインナップが揃っているため、この記事で紹介した選び方を参考にすれば、あなたの出したい音にぴったりの一台がきっと見つかります。ぜひお気に入りの一台を手に入れて、ギター演奏の楽しさをさらに広げてみてください。

13. Theoneストアは エフェクツベーカリー が充実!

エフェクツベーカリー

Theoneストア本店、Yahoo店、楽天市場店は エフェクツベーカリーのラインナップが充実しております。かわいいデザインのコンセプトで「コレクションとして」、ベーカリーボードを構築したい!などギタリストによって意向は様々かと思います。
あなたのお気に入りの1点を見つけてください!

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