LATEST POST

アイソレーション電源|エフェクター電源の利点と代表機種

エフェクター電源 って超大事です!

好評を賜っております、エフェクターに必要な エフェクター電源 について、今回はアイソレーション電源についてお届けしたいと思います。

エフェクター電源 の種類

  • 1.アイソレーション電源とは
  • 2.アイソレーション電源の利点 1
  • 3.アイソレーション電源の利点 2
  • 4.アイソレーション電源の代表機種

アイソレーション電源の要点まとめ

  • アイソレーション電源は、各出力ポートが独立した電源回路になっているパワーサプライです。
  • デジタルエフェクターのノイズを、歪み系ペダルが拾いにくくなります。
  • センタープラスのFUZZペダルも、極性さえ合わせれば他のペダルと一緒に使えます。
  • ボードに合わせて、出力ポート数や電圧(9V・12V・18V)を選ぶことが大切です。

エフェクター電源 アイソレーション電源とは

現在市販されているパワーサプライの中で、「アイソレーション仕様」や「アイソレーションタイプ」または「独立型」と書いてあるのを見ることがありますが、一体どのようなパワーサプライなのかをご説明したいと思います。まず、アイソレーションは英語で「Isolate」=「分離・隔離」という意味です。

パワーサプライにおいて、例えば「1-4の出力はアイソレーションされています」という仕様であれば、1−4の4系統の出力はそれぞれ独立しているという仕様です。

それでは非アイソレートタイプのパワーサプライはどのような仕様なのか、下記の図をご覧下さい。

ノーマルな非アイソレーション電源の内部構造図

これらは1−6の出力を持っていますが、内部では電源から各出力ポートが並列に接続されています。つまりは、同じプラス極とマイナス極のそのまま分岐されています。楽器店のエフェクターグッズコーナーにアダプターからの電源を5-6個に分岐するディジーチェーンケーブルが売られていますが、内容としては同じです。

それではアイソレーションタイプの電源はどのようになっているか、下記の図をご覧下さい。

アイソレーション電源の内部構造図

同様に1-6の出力がありますが、各出力ポートそれぞれに電源回路が用意されており、プラス極・マイナス極それぞれが全て独立した回路となっています。入力される電圧はモデルによって異なりますが、12-24Vの電圧を入力し内部でアイソレーションレギュレーターを経てアウトプットされています。

アイソレーション電源の利点 1

アイソレーション電源の利点は、各ポートが全て独立した電源回路となっているため他のエフェクターからの影響を受けない。という点です。現在エフェクターはオーバードライブやディストーションの歪み系ペダル、そしてファズやコンプレッサーなどはほとんどアナログエフェクターです。一方ディレイやリバーブ、マルチエフェクターはデジタルエフェクターです。

デジタルエフェクターはアナログエフェクターと比べて、大電流を必要とするほか、デジタルノイズを電源に撒き散らかしてしまうことがあります。そのノイズをハイゲインなディストーションやファズが拾ってしまい、結果としてとてもノイズの多いエフェクターボードとなってしまうことがあります。

アイソレーション電源は、各エフェクターに供給する電源がそれぞれ分離されているため電源からのノイズ問題を限りなくゼロに近づけることができます。

ノイズを出しやすいエフェクターは、デジタル系。ノイズを拾いやすいエフェクターは、歪み系。これらの電源を分離する。せっかく集めて作ったエフェクターでボードを作ったら「ノイズが多い!」という場合は、まず電源の分配を見直すことが大事です。

アイソレーション電源の利点 2

アイソレーション電源は各ポートが独立しているため、エフェクターを全て電池で動かすのと近い状態です。エフェクター(ストンプペダル)の電源はDC9Vのセンターマイナスという規格が一般的ですが、一部のゲルマニウムトランジスターを使用したFUZZペダルではセンタープラスが必要なものがあります。

プラス・マイナスの極性だけでしたら極性反転プラグやケーブルが市販されているのでそれを使えば極性は整えることができますが、非アイソレーション電源の場合、他のエフェクターはマイナス極がグランドに対してFuzzだけはプラス極がグランドとして扱うためそれぞれがショートしてしまい動作しないことも、また最悪の場合パワーサプライやエフェクターを破損してしまいます。

アイソレーション電源の場合は、極性だけ合わせれば問題無く使用することができるのも利点です。

※一部のFUZZペダルはスイッチング電源との相性が悪く、ノイズを発生する場合があるので注意下さい。

エフェクター電源 アイソレーション電源の代表機種

当店で取り扱いのアイソレーション電源をご紹介したいと思います、いずれの機種も安定した電源を供給し音質向上にも役立ちます。出力ポートの数もそれぞれ異なる他、9V以外の12/18V出力が可能なモデルもありますのでエフェクターボードに合わせて選ぶことが大事です。

Strymon Zuma R300

Strymon Zuma R300 アイソレーション電源

Strymon Ojai
Strymon Ojai アイソレーション電源
Strymon Ojai R30
Strymon Ojai R30 エフェクター電源
VITAL AUDIO VA-12
VITAL AUDIO VA-12 エフェクター電源
VITAL AUDIO VA-08 MK2
VITAL AUDIO VA-08 MK2 エフェクター電源
VITAL AUDIO VA-05 adj
VITAL AUDIO VA-05 adj エフェクター電源
KES パワーサプライ KIP-001
KES パワーサプライ KIP-001

製品の販売ページはこちらから

→ Theoneストア Yahoo店

→ Theoneストア 本店

アイソレーション電源 に関するよくある質問(Q&A)

Q. アイソレーション電源とは何ですか?

各出力ポートに電源回路が用意され、プラス極・マイナス極が全て独立した回路になっているパワーサプライです。「独立型」と表記されることもあります。

Q. 非アイソレーション電源との違いは何ですか?

非アイソレーションタイプは、内部で各出力ポートが並列に接続され、同じプラス極とマイナス極がそのまま分岐されています。ディジーチェーンケーブルでの分岐と、内容は同じです。

Q. アイソレーション電源でノイズが減るのはなぜですか?

各エフェクターに供給する電源が分離されているため、デジタルエフェクターが電源に撒き散らすノイズを、ハイゲインな歪み系やファズが拾いにくくなるからです。

Q. ノイズが多いボードは、まず何を見直せばよいですか?

電源の分配です。ノイズを出しやすいデジタル系と、ノイズを拾いやすい歪み系の電源を分離することが大切です。

Q. センタープラスのFUZZペダルは、他のペダルと同じ電源で使えますか?

非アイソレーション電源では、極性の違いからショートして動作しないことがあり、破損の恐れもあります。アイソレーション電源なら、極性だけ合わせれば問題なく使えます。

Q. 一部のFUZZペダルは、どんな電源に注意が必要ですか?

一部のFUZZペダルはスイッチング電源との相性が悪く、ノイズが出る場合があるので注意が必要です。

Q. アイソレーション電源は、どんな機種がありますか?

Strymon Zuma R300、Ojai、Ojai R30、VITAL AUDIO VA-12、VA-08 MK2、VA-05 adj、KES パワーサプライ KIP-001を、記事内で紹介しています。

あわせて読みたい関連ページ

HOME > THEONE NEWS,エフェクターボード構築,NEWS & TOPICS,Store BLOG,未分類 > アイソレーション電源|エフェクター電源の利点と代表機種

OUTLINE(アウトライン)について

OUTLINEは、当社 株式会社時代社が運営するDYNAX及びTHEONEストアのニュースリリースや技術情報、製品情報を主に掲載しております。自社・サードパーティのエフェクターをはじめハイエンド機器の紹介からレビュー・操作方法などギタリスト目線での記事を配信しています。また好評頂いている DYNAX IR の最新情報も順次公開して参ります。
「読者登録」を頂くことで新規記事を公開した際にお知らせ致しますのでご登録お願い致します。

このページのTOPへ