DYNAX IR EX CLEANバンドル リリース! CABIR
DYNAX IR EX CLEAN BUNDLE
2023年12月13日リリース!
DYNAX IR EX CLEAN BUNDLE 2種類を本日リリース致しました。
https://theonestore.jp/products/list?category_id=190
お疲れ様で御座います、DYNAX teruで御座います。
本日、ようやく CLEANバンドルの方 公開することが出来ました。
全国のIRユーザーから高い評価を頂戴しております DYNAX IR のグレードアップ版である EXシリーズ、前回はMETALバンドルを公開し、今回はCLEANバンドルを公開させて頂きました。
かねてより、クリーントーンは視野に入れていたのですが、DYNAXユーザー様から「クリーンやらないの?」と相当な数のリクエストを頂戴したこともあり、優先順位を上げて制作をしておりました。
弊社の公開するEX の制作は、DYNAX IRの制作過程をご存じの方はお分かり頂けると思いますが めっちゃ大変 なんです(笑
海外のIRや、国内でも配布されている「なんとなく作られたIR」等の場合、アプリやDAW内のプラグインを使って、簡単に作ってしまうIRが殆どですが「良い音、臨場感、空気感、スピード感」などを追求していく場合 そんな簡単にIRって作れない んです。
DYNAXのWEBサイトにも記載している通り「基本のDYNAX IRの制作を行う為だけの検証」だけでも1000時間以上の時間を費やし、その後、各キャビのポジション毎に収録された音を「お手軽なアプリなどは一切使わず」EDITを行い、1個1個生成しています。
IRもそうですが、信号として伝達される音は
・通るケーブルの材質や長さ
・ジャックの材質
・掛ける電圧 DYNAXでは240vを使うこともありますが、100vと115vでも大分変ります
・収音させる為のインターフェースや各アナログ機材
上記だけでもかなりの違いが出ます。
その過程で収音されたデータを、手作業でIR化させて行くことで、DYNAX IRの根幹でもある 4×12 , 2×12 , 1×12 (1×10) のIRが生成されています。
そのデータを基に作られる DYNAX IR EX シリーズ
上記の過程から生成されたIRを使い、EXシリーズ は作られています。
実際、前回公開したMETALバンドルでも検証に相当な時間を費やしておりますが、今回の CLEANバンドルは更に大変でした。
良く、IRを触っているユーザーさんから「IRって2つのIRを組み合わせると1つのIRが作れますよね!」って言われます。確かに間違いではありませんが、IR(IRとして生成されたWAV)って、組み合わせた場合 互いのIRが持つ特性の平均値を取って出力されてしまう性質があるので、個々のIRで聴いていたレンジ感と比較すると、大分レンジが狭くなってしまうんです。
海外だと、自分のお気に入りのIRを組み合わせて オリジナルIRだ~!と言って販売している人もいますが、結果 売れてないですよね、、、理由は簡単で「それなりのクウォリティー」だからです。。
IRって、良い感じのIRを組み合わせる = より良くなる ということが殆どないんです。
んじゃ~ どうやって作ってんだよ!?
という声も聞こえてきそうですが、すいません、、内緒です(汗
正直 DYNAX IRを生み出している者として「ここまでやってるんだぜ!」って胸を張って言いたい気持ちは山々なんですが。。。
EX CLEAN の拘り
今回リリースした CLEANバンドルですが、更に拘った手法で生成しています。
リリースしたバンドルは2TYpeとなり、CLEAN AMP と CLEAN SIM
CLEAN AMPは、更にアンプ感を出す為にサチュレーション感とアナログ感を付加させたIRとなります。
そのことで、レンジ感も大幅に向上しています。
CLEAN SIMは、レコーディングで多用されている、ギタープロセッサーやシミュレーター、プラグインと併用することを前提にEDITしたIRとなり、STD / VAR / EFX のバリエーションが収録されています。(バリエーションについては商品ページに解説があります)
STDは、CLEAN AMPと同じ処理+αをしたIR
VARは、アタックに対してのVelocityが均一に出力される特性を持ち、コードストローク、カッティング、アタック感のあるクリーンなどおいて、使いやすさと馴染みやすさを追求したIR
EFXは、IRの元データにアナログ処理を施すことにより、人間の耳が気持ちよく感じる帯域を強調しています。そのことでeffectの掛かりも良く太くリッチな高品質サウンドを得ることが可能です。
CLEAN AMPもSIMも商品ページに記載させて頂いておりますが、ギターのレコーディング時にクリーントーンを出力するIRとして、まず、本 CLEAN BUNDLEをデファクトスタンダードとしてご利用頂くことで「音が決まるまでの時間」を短縮させることが出来ると考えておりますので、ご利用の環境下でのデフォルトIRとしてご利用頂ければと思います。
今回発表致しました DYNAX CLEANバンドルは以下よりご確認頂けます。
https://theonestore.jp/products/list?category_id=190
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